キャノンミラーレスお買い得カメラ比較
Amazonで安売りされているミラーレス一眼を定期的にチェック。2018年5月現在ミラーレスでお買い得なカメラはキャノンEOS M3とM10だ。
それぞれの特徴を調べた結果、どちらもスナップ用カメラとして最適であることがわかった。だが、両方買っても意味がない。どちらを買えばいいのか、おすすめのポイントをまとめてみる。
M3とM10の特徴を比べてみる
M10外観 – タッチ画面によるシンプルな操作性
M10の外観から確認してみよう。とにかくボタンが少ないのがわかるかと思う。だが、液晶画面はタッチ操作が可能であり、ほとんどの操作がタッチで終わる。
慣れてきたらシャッターボタンと同軸に配置された、ダイヤル(9番)をクルクルと回すだけで各種の設定ができるから、写真に慣れた人でも使い勝手は悪くはない。
M3外観 – 複数のボタンで操作性が高い
続いて、M3の外観を確認しよう。各種カスタマイズ可能なボタンが多く設置されている。これはよく使う機能を一発で呼び出すための仕様なのだ。
撮影に慣れてくると、ボケ、明るさ、色合いを即座に調整したい場面が多くなる。そんな時にはM3のボタンが必要だ。でも、初めてカメラを触る時にはパニックになってしまうかもしれないね。
でも理解した機能から使えばいいから、慌てる必要はまったくないよ。M3は数多くの設定を瞬時にいじれるカメラだと認識しておこう。
スペック比較 – AF性能の差が大きい
スナップカメラとして使うことを前提として必要なスペックを比較してみた。
EOS M3 | EOS M10 |
---|---|
約2420万画素 | 約1800万画素 |
DIGIC 6 | |
ハイブリッド CMOS AF III 方式 | ハイブリッド CMOS AF II方式 |
約110.9×68.0×44.4mm | 約108.0×66.6×35.0mm |
約366g | 約301g |
イメージセンサーがM3とM10では異なるものを搭載している。画素数はM3の方が多いが、画像エンジンもDIGIC6と同じだし、購入した人の評価を読んでいる限り、写りに関してはそれほど変わらないだろう。
大きく異なるのはオートフォーカスの性能だ。M3はハイブリッドAFが一世代進化していて、これによってAFが高速化、高精度化している。
撮影スタイルによるが、M10のAF性能には不満をあげている人がとても多い。静止物や風景を撮るのであればM10でもなんの不満もないだろう。
ただ、人混みの中でのスナップ撮影だったり、友達と一緒の時にじっくりと構えて撮影するのは難しい。動き回る子供を撮る時も、AFが遅いのは致命的だ。
このようなシチュエーションが考えられるなら、素直にM3を選ぼう。
M3を買うといい人
M3については詳しくはこちらに書いたよ。
はっきり言ってこの性能のカメラが3万円程度で買えるのは安い。2018年現在の最新機種はもっとAFが速く精度も向上しているが、初めてのカメラであればM3でも充分にミラーレスの楽しさを満喫できるはずだ。
M10を買うといい人
M10についてはこちらで詳しく書いた。
オートフォーカスが遅いのが致命的な弱点で、上位機種であるM3との実勢価格の差が数千円しかなくなっている現在(2018年5月)あまり購入する意味がないかもしれない。単純にものすごく安いんだけど、性能に差があるからもう少しだせばもっといいのが買えるなと言う感じ。
さらに、M10の弱点であるAFを強化したバージョンが2017年に発売されたM100だ。実勢価格で4万円台と1万円程度の差であるから、がんばってM100を買ったほうがいいかもしれない。
まとめ
新型のEOS Kiss Mもでた。日経新聞によるとキャノンとニコンもついに2018年末にはフルサイズミラーレス一眼を投入するらしい。これからのデジカメはミラーレスが主流になるだろうね。
今回紹介したミラーレス一眼はこちら。型落ちで安くなっているから、在庫があるだけだ。
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