持ち出したくなる評判のスナップ用レンズはどれだ?
カメラを持っていない時に限って、すばらしい体験があったりする。家族旅行、彼氏彼女との旅行を写しておかなくて後悔したことってないだろうか。
毎日持ち出したくなる、街歩きにぴったりなレンズを3つ選んだから、この中から好きなものを選んで欲しい。
一番軽いレンズは35mmのSonnar T* FE 35mm F2.8 Zだ。フルサイズに対応しているのがウソのように小さい。α7IIIに装着するとかわいくて毎日持ち出したくなることうけあいだ。
SEL28F20 FE 28mm F2 |
SEL35F28Z Sonnar T* FE 35mm F2.8 Z |
SEL50F18F FE50mm F1.8 |
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最短撮影距離 (m) | 0.29(AF時) 0.25(MF時) |
0.35 | 0.45 |
最大撮影倍率(倍) | 0.13(AF時) 0.16(MF時) |
0.12 | 0.14 |
質量(g) | 200 | 120 | 186 |
脱イナバウアー。テーブルフォトで寄れること
カフェに入ってかわいいスイーツが出てくると思わず撮りたくなるだろう。男ならがっつり盛られた丼を今すぐSNSに流したくなる。
ここで重要なことはいかにアップで取れるかということ。
カタログに載っているレンズの最大撮影倍率を確認しよう。数字が大きくなればなるほど近くに寄って大写しできる。
ソニー デジタル一眼カメラα[Eマウント]用レンズ SEL28F20 (FE 28mm F2)
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SEL35F28ZもSEL50F18Fもそれなりに近くに寄れてアップで取れる。差があるとすると広角になればなるほど湾曲して写る。望遠になればなるほどに端正に整って写る。
この場合で言えば焦点距離が50mmのSEL50F18Fが一番端正に写すことができる。だが50mmのレンズはテーブルで向かい合った子供や彼女を撮るには少々アップになりすぎる。
ソニー デジタル一眼カメラα[Eマウント]用レンズ SEL50F18F (FE 50mm F1.8)
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この3つのレンズでは最大撮影倍率はそれほど変わりはない。よって次の2点を考慮して選択しよう。
機動性そこそこに軽い小さいこと
軽さ、小ささは正義である。ミラーレス一眼自体が一眼レフに比べると小さくて持ちやすい。組み合わせるレンズも小さくすれば旅行や街歩きに最適だぞ。
風景など景色も入ること
広角になればなるほど背景がたくさん入る。50mmよりも35mm。さらには28mmはもっと背景が入る。
どの焦点距離のレンズを選ぶのかは、好みの問題でこれがいいとは断言しずらい。
例えば、50mm程度の単焦点レンズは、近くに寄って撮ると望遠レンズ的にアップで被写体を強調して撮ることができる。離れて撮ると背景もそこそこに含めて撮ることもできたりもする。
だけど家族だったり、二人の子供を一緒に撮りたい時にはもう少し広角レンズがいい。もっとも安心して使えるのは35mmだ。
結論:軽くて、いつでも持ち歩けて、寄れること
最強のスナップ用レンズの条件は次の3つだ。
- 軽く小さい
- 背景が入れやすい
- 最短撮影距離が短い
旅先で初めての街をフラフラと歩いたり、いつもの通い慣れた街を気軽に歩くのに重いカメラを担ぐ気にはなれないだろう。できるだけ軽く、そして威圧感を感じさせないように小さなほうがいいのだ。
50mm以上の焦点距離だと、印象的なかっこいい写真は撮れるけど、旅先の雰囲気が残しにくい。
最後に3つ目の条件としてあげた最短距離。最大撮影倍率での話をしたが、ほとんどの場合、倍率が大きければ距離も短くなる。テーブルの上のランチプレートやスイーツを撮るには30cmくらい寄れれば十分だろう。
ソニー SONY 単焦点レンズ Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZA Eマウント35mmフルサイズ対応 SEL35F28Z
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