【軽い】人気ミラーレスにおすすめの小型レンズをつけてみた

ミラーレスなのに重すぎる…という悩み。

たけし
軽いはずの、ミラーレスカメラを買ったのに、重すぎて持ち歩かなくなってしまった、という口コミがあったよ。
カメライダー
目的にあわせて、軽いボディとレンズを選べば、コンデジに負けない軽量で写りの良いミラーレス一眼になるはずじゃ。

ソニーのミラーレス一眼カメラって、APS-Cという大きなセンサーサイズで画質もキレイだけど、レンズ含めてもかなり軽量な気がするんで、ちゃんと調べてみた。

というのも、スナップ用に軽いレンズを探していたら画質にも妥協のない「85g」という脅威の軽量レンズを発見したからなんだ。

SAMYANG 単焦点広角レンズ AF 35mm F2.8 FE ソニーαE用 フルサイズ対応
サムヤン (2017-07-28)
売り上げランキング: 95,441
たけし
フルサイズ対応レンズでたったの85gと超軽量なレンズだね。口コミ評価もそこそこ悪くなさそう。
Samyang35口コミ

Samyang35口コミ

カメライダー
普通、APS-C機とフルサイズ機ではレンズは別のものになるのだ。レンズを共用できるのは、ソニーEマウントシステムだけだがや。
たけし
フルサイズ対応レンズはAPS-Cに問題なく使えるけど、逆はクロップというα7の機能を使う必要があるよ。

というわけで、ミラーレス一眼ボディとレンズあわせて、軽量なAPS-Cシステムが組めないか考えてみた。

APS-Cミラーレスカメラはα6000がベストチョイス

ミラーレス一眼の軽量で小さいもの調べてみると、ソニー、フジフィルム、キャノンの3つがある。

SONY α6000 ILCE-6000 富士フイルム FUJIFILM X-E3 CANON EOS M100
A6000 X e3 M100
幅x高さx奥行き 120×66.9×45.1mm 121.3×73.9×42.7mm 108.2×67.1×35.1mm
質量ボディのみ 285g 287g 266g

ふむ、キャノンというのはダークホースだった。だが、現在のところキャノンはあまり積極的に選びたくないメーカーである。というのも、専用のレンズが少なすぎる。ミラーレスに特化して開発しているソニー、富士フィルムに対して特徴が感じられない。いちばん大事なEVFがない。なので、却下。

ここで、α6000とX-E3のボディ形状を比較してみよう。下の厚みを比較した写真を見てほしい。

A6000 hikaku

α6000はグリップが大きく出っ張り、レンズを取り付けるマウントも出っ張っている。超グラマラスな形状であり前衛的だ。

ソニー SONY ミラーレス一眼 α6000 ボディ ブラック ILCE-6000 B
ソニー(SONY)
売り上げランキング: 43,580

対する富士フィルムX-E3はクラシカルなフィルムカメラの雰囲気を出している。本皮のケースに入れたりするととてもオシャレだ。もしかすると女子旅にはこちらの方が、カッコいいかもしれない。少なくとも持っている人が少ないので、ちょっと「カメラくわしいです、わたくし。オホホ」なんて顔もできる。

FUJIFILM ミラーレス一眼 X-E3シルバー X-E3-S
富士フイルム (2017-09-28)
売り上げランキング: 129,375

最軽量のソニーは厚みが20mmしかない薄型レンズ

次は薄く軽いレンズを探してみた。ソニー、富士フィルムとも小型軽量なAPS-Cミラーレス一眼にあわせて、薄型のレンズを用意している。

この薄いレンズは俗にパンケーキレンズといい、デジタル一眼レフ機でも用意されていたりする。人気のジャンルだ、

  Eマウント  Xマウント
ソニー 20mmF2.8 SEL20F28 サムヤン AF35mm F2.8 FE 富士フイルム XF27mmF2.8
SEL20F28 Samyang3528 Xf2728
長さ 20.4mm 33mm 23mm
質量 69g 85g 78g
35mm換算
焦点距離
30mm 52.5mm 40.5mm
備考 APS-C フルサイズ対応 APS-C

パンケーキレンズは薄く軽くすることを目的にしているので、写りは若干犠牲になっていることが多い。軽量化と写りのバランスを考えて選ぶ必要がある。

この富士フィルムの27mmという焦点距離のレンズは35mm換算の焦点距離は40.5mmとなり、スナップレンズとしては若干大きく、アップで写るレンズになる。

FUJIFILM 単焦点広角レンズ XF27mmF2.8 B ブラック
富士フイルム (2013-07-27)
売り上げランキング: 129,652

同じ富士フィルムでパンケーキではないレンズだと、23mmの焦点距離になる。こちらのレンズのほうが写りには定評があるし、焦点距離が35mm換算で34.5mmとなり、スナップに適している。

FUJIFILM 単焦点広角レンズ XF23mmF2 R WR B ブラック
富士フイルム (2016-10-06)
売り上げランキング: 23,134

ソニーの20mmF2.8は35mm換算焦点距離が30mmで使いやすく、かつ最軽量、最薄。

結果、薄くて軽いレンズは、ソニーの20mmF2.8がベストバランスだ。

ちなみにフルサイズミラーレスカメラだったらα7無印の中古が狙い目

α7は2013年の発売だけど、2018年4月現在ソニーストアで継続発売中だ。世界初フルサイズミラーレス一眼で、後継機が発売された今でも最軽量なことが特徴だ。

新品でも手に入るが、中古の流通量が半端ない。程度のいいものがまだあるから、欲しいのだったら今のうちに手に入れることをおすすめする。暗いところでの撮影が多いのであれば、α7 IIIをおすすめするが、明るいところでじっくりと撮るのであればα7が狙い目だ。

カメライダー
α7は一番安いフルサイズカメラだ。Amazonで中古を狙うのもありだがや。
ソニー SONY フルサイズミラーレス一眼 α7 ボディ ILCE-7
ソニー (2013-11-15)
売り上げランキング: 90,536

一番最初に紹介したSAMYANG AF 35mm F2.8 FEを装着すれば、レンズ込みで559g(474g+85g)というペットボトル1本という超軽量フルサイズデジカメが手に入る。

まとめ:旅行にスナップに最適なカメラは

旅行に持っていくカメラは、毎回悩む。その時々の旅のスタイルにあわせたいからだ。

歩きまわる旅であれば、できるだけ軽く小さく、また雨風に強いという強靭さも必要だ。

今回のものはとにかく軽くて、そこそこキレイに写るミラーレス一眼を探してみた。もう少し重くて良いならば、選ぶレンズも変わるだろう。

ソニー SONY ミラーレス一眼 α6000 ボディ ブラック ILCE-6000 B
ソニー(SONY)
売り上げランキング: 43,580

この組み合わせのAPS-Cミラーレス一眼が一台あれば、ポケットには入らないまでも旅のどんなシチュエーションでも、さっと取り出してかつ美しい画質で想い出を残しておくことができるぞ。