カメラを保護して包むタオルが最軽量カメラバッグになる
毎日持ち歩きたいカメラ。だが、なくても人生困るわけではない。困らないからと家に置き去りになってしまっては、せっかくのミラーレス一眼もかわいそうだ。
そこで、できるだけコンパクトにカメラをバッグに収納するためのカメラケースを考えた。すると、ケースなんていらないんじゃね?タオルで包んでおけ!みたいな結果になったのだが、銭湯のタオルに包んでみてもぱっとしない。
かわいいカメラケースの代わりになる、かわいいタオルはないかなーということで発見したのが、カメララップ。
人気があるみたいで、Amazonのレビュー評価もいい。さっそく買って使い勝手を試してみたよ。
カメララップってなにか?
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写真のとおりに、柔らかい布にゴムバンドをつけたものである。それだけ。だから手先の器用な方は自作をしていたりする。製品になっているものは布地がネオプレーンやマイクロフリース、撥水素材をつかったりと少しだけ手が込んでいる。
サイズの選び方
ミラーレス一眼の場合
α7IIIのように大きめのミラーレス一眼の場合、30cm×30cm程度がよい。
これよりも小さいα6000やさらに小さいα5000では少し生地が余るが、その分頑丈に保護してくれるからOK。
一眼レフの場合
一眼レフに標準的なズームレンズ、24〜70mm程度をつけた場合は50cm×50cm程度を目安に自分のカメラのあったものを探そう。
EOS kissのような小型の一眼レフの場合は、つけているレンズにもよるけれどミラーレスと同じく30cm程度のものでOKだろう。
例としてα7IIIを包む様子を写真に上げたから、大きさの参考にして欲しい。
防水機能
柔らかく保護する布なので、防水機能はゼロと認識しよう。ただもちろんのことながら、布とはいえ包んでいるので、裸族で持ち歩くよりは水からもゴミからも守られる。
デメリットといえば、裸で持ち歩くのとは違い、取り出してすぐにショットというスナイパー的な撮影はできない。それ以外は使わない理由は見当たらない。
かわいい柄があるか
かわいいかどうかは謎だが、柄物のカメララップは発売されているようだ。
ここで、保護ケースやカメラバッグを選ぶ際、色について大事なことがある。
バッグの中は暗い。バッグに入れたカメラや部品がよく見えないのだ。小さなバッテリーやsd Quattroカード、フィルター類なんかはバッグをひっくり返さないと、存在すら忘れてしまう。
バッグの内部を明るい色にすると、中に入れたものがよく見える。だからカメラバッグの内部はオレンジとかスカイブルーとかの明るい色が多いわけだ。暗いバッグの中のカメラやアクセサリーが見やすくするなるのだ。
最初はなんであんなダサい色を使っているのかと思ったが、黒い保護ケースを使うと中に何が入っているのかわからない。内部に使うものはオレンジがベスト。
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カメララップを使ったカメラの包み方
α7IIIにZUIKO 50mmF1.8というオールドレンズをつけた状態で包んでみたぞ。少し全長の長いレンズだけどピッタリサイズで包むことができた。
今回使ったのは350mm×350mmというサイズのカメララップ。
ゴムバンドをレンズにひっかけると止めやすいし、確実に包めるので、上図のようにレンズとゴムバンドが反対に向くように置く。
まずは左右辺からたたんでいこう。
パタリ、パタリ。
レンズを隠してから…。
ゴムバンドのついた辺をかぶせてレンズにゴムを引っ掛けると、できあがり!
まとめ
もしかするとケースなんてもういらないっ!みたいなことになりそう。
それくらいに、コンパクト、かつしっかりと保護できる。もちろん落としたらダメだけど、それは大概のケースも似たり寄ったりかなあ。
しっかりと持ち歩くのならカメラバッグ。普段使いに毎日持ち歩くのならカメララップと使い分けるのがベスト。
今回使用したカメララップはソニー製。販売終了だから在庫あるだけかもしれない(2018年4月)
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