α7IIIに大評判の単焦点レンズSEL55F18Zを子供撮りに。
2018年版フルサイズミラーレスα7IIIで使うおすすめレンズを紹介する。AF性能が向上したα7 IIIにまずセットしたいのは明るくAFが速い単焦点レンズだ。
ミラーレス一眼カメラは撮る目的によってレンズ選択を変えられる。このレンズは、あかちゃんや子供を撮るのに最適だよ。
他にも彼女、奥さん、モデル撮影まで、とてつもなくキレイに撮れるポートレートが大得意なレンズだ。
家族や子供を撮るのに「SEL55F18Z」をおすすめする理由
開放絞り:F1.8
最短撮影距離:0.5m
最大撮影倍率:0.14m
最大径x長さ:64.4mm x 70.5mm
質量:281g
防塵防滴・リニアモータAF
SEL55F18Z、またの名をSonnar T* FE 55mm F1.8 ZAといい、ドイツのカールツァイスがつくっているレンズなのだ。
高コントラスト、高解像度と言われているツァイスのレンズは、描写が冷たくてカチッとしているが、どこかしら柔らかい人間味のあふれる写真が撮れるので人気だよ。
この独特な写りが、人物やペットを撮るのに最適なのだ。
理由1:高速なAF性能を引き出すリニアモータ
α7 IIIは基本となるAF性能が旧機種α7 IIから段違いに向上している。上位機種のα9に迫る性能を持っているのだ。このオートフォーカス性能を引き出せば、動き回る子供だって、全力で走る子犬だって、そのかわいらしい瞳にジャスピンの写真が撮れる。
基本的に人間ってじっとしていることはまずないよね。動きの中に、ふっと魅力ある表情がでてくるんだ。瞬間の笑顔、憂いある遠くを見つめる視線、そんな大好きな表情を切り取るのには高速に動くAFが必要だ。
このボディが持つAF性能を引き出すために、レンズの光学的性能とAFという駆動系の性能も向上させたのがこのレンズなのだ。
理由2:暗い室内でも手ブレしない明るさF1.8
明るいレンズの利点は暗いところでも、黒つぶれすることなく写真が取れたり、ブレブレで見れない写真になることなしに撮れたりすることだよ。だから「明るいレンズ = いいレンズ」的な考え方もあるがただ明るければよいわけでもないんだ。
明るいレンズは重い、そして高額になりがち。明るさと性能、コストとのバランスが必要なのだ。
Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZAは明るさの値が1.8と若干落としている。軽量なα7IIIに重すぎるレンズは似合わない。このレンズであれば子供を撮るときでも、ごつすぎて周りから変な目でみられることもない。
そして、子供を撮りながら一緒に遊んであげることだってできちゃうだろうな。撮影に夢中になるのはいいけれど、子供と遊ぶことを忘れちゃあいけないよ。
理由3:カール・ツアイスという超ブランド品の味わい
やっぱりカール・ツアイスなんだよね。知っている人は知っている。ドイツの高級ブランドレンズだ。
ピントが合っている部分はかっちりとキレがある描写をするのがカール・ツアイスの味わい。そして、ピントの合っていないアウトフォーカス部に向けてのボケ味が優しく自然だ。人間の目が違和感を感じずに、不思議と吸い込まれていくように見入ってしまうグラデーションを描いてくれる。
そして、深い色。コントラストが高い色を出してくれるから、深みのある写真になる。明るく透き通るような白と、背景の暗部が見事な立体感をつくってくれる。
このカール・ツアイスの味わいを知ってしまうと、交換レンズを集めるのが趣味になってしまうと言われているんだ。
理由4:とてつもなく口コミ評価が高い
いいレンズは口コミレビューが多いのだ。でも、口コミでいくらよいと言われても自分の使用用途に合っていなければその性能は発揮できない。
子供や、ポートレートを撮っている人の口コミを参考にしよう。
まとめ:きっと買っても後悔することはない
ソニー SONY 単焦点レンズ Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA Eマウント35mmフルサイズ対応 SEL55F18Z
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撮れた写真をみれば、迷っていたことなんて忘れてしまうくらいに、このレンズを買ったことに喜びを感じるであろうすばらしくコストパフォマンスのよいレンズ。
もし、のちのち気にかかる部分があるとすれば、ズームできないということだろうか。
その時はこちらで紹介しているタムロンのF2.8という明るいズームレンズを検討してみるといいかもしれない。単焦点レンズとズームレンズを使い分けるのがミラーレス一眼の上手な使い方だ。